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年収100万円アップに成功した私が【転職活動で実際にやったこと】

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「転職に興味はあるけど、ほんとに年収アップできるんだろうか」と疑問に思ったことはありませんか?

年収アップできるなら転職したいけど、リスクは負いたくないですよね。

私はこれまでに2度の転職経験がありますが、「転職での年収アップはそれほど難しくない」と考えています。

転職しないで働き続けるよりも、むしろ転職したほうが年収アップはしやすいと思います。

ただし、転職活動をする上で「絶対にやってはいけないこと」と「やった方がいいこと」があります。

この記事では、年収100万円アップに成功した私が転職活動で実際にやったことについて詳しく解説していきます。

この記事を読むと、”年収アップするための転職活動の方法”について知ることができます。

年収アップはしたいけど、なかなか転職に踏み切れない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

転職で年収100万円アップは可能か?

はじめに、年収アップの可能性や金額の相場などについて、いくつかのデータを交えて解説していきます。

転職での年収アップは十分に可能

まず「転職で年収アップは可能か?」という疑問についてですが、 結論から言うと年収アップは十分に可能です。

もちろん転職者の能力やキャリア、年齢などによるところはありますが、ほとんどの人に年収アップのチャンスがあると思います。

なぜなら、今在籍している会社はあなたに“年収相当の価値をすでに認めている”からです。

例えば年収600万円の人であれば、会社は「600万円以上の仕事」への対価として給料を支払っているのです。

転職での年収アップは「あなたに今以上の価値を認めてくれる会社を見つけること」と言えます。

つぎに年収アップが可能な根拠について、 一般的なデータをもとに見ていきましょう。

転職で年収アップした人は約4割

厚生労働省の調査によると、転職して年収アップした人の割合は全体の39.0%。変わらなかった人は20.2%。下がった人は40.1%という結果でした。

年収が下がった40.1%の人の中には、前職を辞めなければならない理由があったり、年収が下がってでもやりたい仕事があった人も少なくないはずです。

言い換えれば、今以上の給与条件を前提に転職活動をすれ、年収が上がることはあっても下がることはありません。

転職者の年収変動

【参考】令和2年転職者実態調査の概況 |厚生労働省

転職での年収アップの相場は約80万円

転職で年収アップした人の平均昇給額は約80万円で、前職比20%アップ程度が相場と言われています。

それでは、もしあなたが転職した場合には、どれくらいの年収アップが期待できるのでしょうか?

転職での年収アップ額は次の方法で求めることができます。

年収アップ額 = 市場価値(想定年収)- 現行年収

仮にあなたと同等のスキル、キャリアを持っている人の市場価値(平均的な年収)が700万円。あなたの今の年収が600万円だとすると、転職で年収100万円アップが見込めます。

つまり、市場価値に対して今の年収がギャップがある人ほど、転職で年収アップしやすいと言えます。

平均昇給額が80万円なので、転職で年収100万円アップは現実的に目指せる金額と言えるでしょう。

年収アップ額

転職で年収100万円アップに成功した私が実際にやったこと

ここからは、私が転職活動で実際に「やったこと」と「やらなかったこと」について紹介します。

転職の期限を決めない

転職の期限を決めてしまうと選択肢が少なくなり、年収アップの可能性も低くなります。

期限を決めずに気長に転職活動を続けることができれば、年収アップの可能性は高くなり、転職で後悔するリスクを減らせます。

最悪、良い転職の機会がなかったとしても、年収が下がることはありません。

つまり、転職にはリスクがありますが、転職活動をすることはノーリスクなのです。

リスクを負わずに年収アップするには、 期限を決めないで転職活動することをおすすめします。

転職サイト、転職エージェントを最大限活用する

私は転職活動を効率的かつ効果的に進めるために、「転職サイト」と「転職エージェント」の両方を活用しました。

転職サイトと転職エージェントはそれぞれ違った特徴を持っているからです。

転職サイトと転職エージェントの特徴、違いについて簡単にまとめておきます。

転職サイト

転職サイトはwebサイト上で掲載されている求人情報を、自分で検索、閲覧できるサービスです。

リクナビNEXTやdoda、ビズリーチなどが転職サイトにあたります。

自分のペースで転職活動を進められるメリットがありますが、応募企業の選定や応募、選考対策をすべて自分でやらなければならないのがデメリットです。

転職エージェント

転職エージェントは担当エージェント(「キャリアアドバイザー」や「キャリアコンサルタント」とも言う)が求人を紹介してくれたり、転職の相談に乗ってくれるサービスです。

リクルートエージェントやパソナキャリア、マイナビエージェントなどが転職エージェントにあたります。

自分の希望条件や経歴から選定した求人を紹介してくれます。

転職についてさまざまなノウハウを持っていて、応募書類作成や面接対策などのサポートを受けられるのがメリットです。

無料で利用できるので、特に転職活動に慣れていない人は利用することをおすすめします。

おすすめの転職エージェント・転職サイトを別記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

リベ大の両学長がおすすめしている転職エージェント・転職サイトについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

転職活動の8ステップ(開始~内定承諾)

転職活動をはじめてから内定承諾までの流れを8ステップで解説していきます。

転職活動の8ステップ

  1. 転職サイト・転職エージェントに登録する
  2. 転職エージェントの担当者と面談する
  3. 求人情報を確認する
  4. 履歴書・職務経歴書を作成する
  5. 応募する
  6. 面接をする
  7. オファー面談をする
  8. 内定承諾

1.転職サイト・転職エージェントに登録する

私は、はじめにリクナビNEXT、リクルートエージェント、JACリクルートメント、ビズリーチに登録しました。

転職サイト、転職エージェントは複数社登録することをおすすめします。

それぞれのサービスによって、保有求人や得意とする業界などに違いがあり、非公開求人もあるためです。

サービス登録後に履歴書や職務経歴書を入力しますが、転職エージェントとの面談前にはある程度きちんと記入しておきましょう。

エージェントのあなたへの理解が深まり、面談をよりスムーズで有益な時間にすることができます。

2.転職エージェントの担当者と面談する

面談では、転職の目的や希望条件、スケジュールなどについて質問されます。

あわせて、これまでのキャリアとこれからのキャリア形成についても認識を合わせます。

私の経験上、このキャリア形成を重視する担当者は、自分にあった求人やアドバイスをくれる優秀なエージェントの場合が多いです。

複数のエージェントから、自分に合ったやる気のある担当者を見つけましょう。

このタイミングで、自分の市場価値や年収の目安について聞いてみても参考になると思います。

3.求人情報を確認する

転職エージェントから紹介された求人情報を確認します。

並行して転職サイトで気になる会社があったら、転職エージェントに求人があるか確認します。

エージェントによっては扱っていない求人もあるので、その場合は別のエージェントに声を掛けます。

私は応募前に、よく口コミサイトも確認していました。

実際に会社に勤めている社員(や元社員)の評価や口コミは信憑性が高いと感じます。

例えば「年収」や「企業文化」、「企業の強み、弱み、展望」などについて知ることができるので、自身の”転職の軸”と照らし合わせてみたり、面接対策にも役立つと思います。

私は特に転職会議とOpenWorkをよく見ていました。

口コミサイトで確認できる内容

✔「年収・給与」

✔「働きがい」

✔「企業文化」

✔「企業分析(強み、弱み、展望など)」

✔「ライフ・ワーク・バランス」

✔「入社後のギャップ」

✔「退職理由」

✔「面接・選考」など

4.履歴書・職務経歴書を作成する

応募用の履歴書・職務経歴書を作成します。

完成したら、エージェントの担当者に添削して貰いましょう。

エージェントはあなたが応募する会社に、過去に人材紹介をしている場合もあり、選考についての情報や成功事例を持っている場合があります。

職務経歴書は同じものを使い回す人も多いようですが、応募する会社にあわせて内容を書き換えましょう

書類選考では多くのライバルと差別化をする必要があり、採用担当者に”入社意欲”や”企業への共感”をアピールした方が、選考通過の可能性が高くなるからです。

職務経歴書の具体的な書き方については、「転職活動は職務経歴書で8割決まる!使い回しNGな理由と書き方を解説」で詳しく解説しています。

5.応募する

エージェント経由で応募します。

応募は会社のホームページや転職サイト経由でも可能ですが、私は基本的にエージェントを使いました。

エージェント経由だと推薦状を書いて貰えるので、通常の応募方法に比べて書類選考を通過できる可能性が高くなります

6.面接をする

書類選考を通過したら面接に進みます。

「ビズリーチ」で企業からのプラチナスカウトを受けると、書類選考なしで面接からスタートできます。

エージェントが強いパイプを持っている会社や、人材紹介の実績がある会社の場合は、エージェントからアドバイス(採用傾向や過去面接での質問内容など)を事前に共有して貰えることもあります。

十分な対策をして面接に臨みましょう。

7.オファー面談をする

内定が決定した後に行われるのが「オファー面談」です。

オファーレター(労働条件通知書)を送付するだけでオファー面談をしない会社もありますが、多くの会社が実施しています。

実はこのオファー面談が、年収アップをする上でとても重要なんです。

私は3社の選考を同時並行で進めて2社から内定を貰い、オファー面談での交渉の結果、年収約100万円アップに成功しました。

8.内定承諾

内定を貰った2社と在職していた会社を比較して、転職する会社を決めました。

交渉して年収を上げては貰いましたが、年収だけで判断した訳ではありません。

私は「仕事のやりがい」と「自分の市場価値を高めることができるか」の2点を重視して転職することを決めました。

年収アップするために転職前に確認すべきこと

内定が出たらオファーレター(労働条件通知書)を確認して承諾の流れになりますが、ちょっと待ってください。

トラブルになったり後悔しないためにも、労働条件を十分に確認、検討をするようにしましょう

年収アップはオファー年収だけで判断しない

オファーレター(労働条件通知書)に記載されている年収だけで、年収アップを判断するのは危険です。

オファーレターの記載方法は会社によって違う場合があるからです。

特に、次の内容は内定承諾前によく確認しましょう。

オファーレターで確認すべきこと

✔残業代:記載年収に残業代が含まれているか、支給方法(みなし残業or別途支給)、みなし残業時間など

✔賞与:記載年収に賞与が含まれているか、算定基準など

✔諸手当:記載年収に住宅手当、家族手当などの手当が含まれているか、どんな福利厚生手当があるのかなど

✔インセンティブ:インセンティブの有無、算定基準など

✔ストックオプション:ストックオプション制度の有無、条件など

オファー年収に直接の影響はありませんが、可能であれば次の内容も確認しておきましょう。

長い目で見ると、年収や財産形成に大きく影響する場合があります。

あわせて確認したいこと

✔就業規則に関する内容:昇給・昇格要件、退職金の有無、条件など

✔福利厚生:確定拠出年金制度、持株会などの財産形成補助の有無など

自分が成長できる環境か想像してみる

転職での年収アップと言うとオファー年収に目が行きがちですが、大切なのは生涯年収をどれだけ上げられるかだと思います。

生涯年収を上げるためには、“自分の市場価値を上げ続ける”ことが重要です。

「この会社は自分が成長できる環境か」を想像してみましょう。

まとめ:年収100万円アップに成功した私が【転職活動で実際にやったこと】

まとめ

  • 転職で年収アップは十分に可能
  • 在籍している会社は、あなたに年収相当の価値を認めている
  • 今以上の給与条件を前提に転職活動をすれば、年収が上がることはあっても下がることはない
  • 市場価値に対して今の年収がギャップがある人ほど、転職で年収アップしやすい
  • 転職にはリスクがあるが、転職活動をすることはノーリスク
  • 転職活動を効率的、効果的に進めるために「転職サイト」と「転職エージェント」の両方を活用する
  • 転職活動の8ステップは、”①転職サイト、転職エージェントに登録する②転職エージェントの担当者と面談する③求人情報を確認する④履歴書、職務経歴書を作成する⑤応募する⑥面接をする⑦オファー面談をする⑧内定承諾”
  • 年収アップするために転職前に確認すべきことは、”①年収アップはオファー年収だけで判断しない②自分が成長できる環境か想像してみる” の2つ

この記事では、年収100万円アップに成功した私が転職活動で実際にやったことについて解説してきました。

転職活動に絶対の正解はありませんが、これまで解説してきた内容は、再現性の高い方法になっています。

この記事が、あなたの年収アップの参考になれば嬉しく思います。

もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

リベ大の両学長がおすすめする年収アップ方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非あわせて参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

■Saasベンチャー企業×副業
■これまでに転職3回、4社を経験
■ビズリーチのプラチナスカウトで2回転職
■転職で年収90万円アップの実績あり

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