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転職で年収200万円アップは可能か?【実現可能な方法5選】を解説

昇給

「転職を考えているけど、自分はどれくらい年収アップできるんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?

転職活動をはじめる前に、年収アップの目安を知っておきたいですよね。

結論から言うと、転職で年収200万円アップは可能ですが、ハードルはかなり高いと言えます。

そして、大幅な年収アップを実現するには、適切な会社の選定や相応の戦略が必要となります。

この記事では、200万円の年収アップをするにはこれしかない!という「実現可能な方法5選」について詳しく解説していきます。

私は200万円とまではいきませんが、直近の転職で90万円の年収アップに成功しました。

この記事を読むことで、あなたが年収200万円アップするために知っておくべきことが理解できます。

転職を機に大幅な年収アップを実現したいと思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

転職で年収200万円アップは可能か?

転職で年収200万円アップは可能なのか?どれくらい年収アップできるのか?気になりますよね。

まずは実際の転職者のデータを見ていきましょう。

年収200万円アップは転職者全体の2.7%

転職で年収アップした人の割合は全体の39.0%で平均昇給額は約80万円。前職比20%アップ程度が相場と言われています。

200万円以上年収アップした人の割合は、転職者全体の2.7%程度です。

2つのデータから、年収アップ額が80万円を超えると難易度が極端に高くなっていることが分かります。

年収200万円アップのハードルはかなり高いですが、平均昇給額の80万円程度であれば、現実的に目指せる金額と言えるでしょう。

転職者の年収変動

【参考】令和2年転職者実態調査の概況 |厚生労働省

転職で年収200万円アップする方法5選

転職での年収200万円アップは不可能ではありませんが、普通に転職活動をしても難しいでしょう。

なぜなら高額な給与を払える会社は限られていますし、一般的には現行年収がオファー年収を決める基準になることが多いからです。

つまり、年収200万円アップを目指すのであれば、応募する会社の選び方から考える必要があります。

ここから、年収200万円アップするための方法を解説していきます。

年収200万円アップする方法5選

  1. 同職種で平均年収が高い会社に転職する
  2. 外資系企業に転職する
  3. 平均年収が高い業界に転職する
  4. インセンティブ報酬の高い会社に転職する
  5. 資金調達額の大きいスタートアップに転職する

1.同職種で平均年収が高い会社に転職する

平均年収が高い会社に転職できれば、当然年収アップできる可能性も高くなります。

一方で平均年収が高い会社ほど選考の倍率も上がる傾向にあるので、職種でのキャリア、コアスキルが重要です。

例えば、今後マーケティングを強化していく会社に、マーケティングのキャリア、コアスキルを軸にして転職することで、年収アップが可能となります。

特に現状の年収が市場に比べて低い人や、役職者枠での採用は、大幅な年収アップが期待できます。

2.外資系企業に転職する

日系から外資系企業への転職であれば、年収200万円アップも夢ではありません。

外資系企業の平均年収は約800万円と言われていて、これは日経企業の平均年収の約2倍にもなります。

外資系企業の年収が高い理由は、ひと言でいうと無駄なコストを発生させない仕組みを採用しているからです。

分かりやすいのが「成果主義」の採用で、成果を出した人には賃金を多く分配するという制度です。

そうすることで無駄な賃金を払わないで済むだけでなく、社員のモチベーションが上がり生産性が高くなる効果もあります。

実際に転職サイトを見てみると1,000万円超えの求人もあり、確実性の高い方法と言えます。

ただし英語力が必要だったり、結果に対してのコミットが強かったりと、外資系ならではのハードルがあることも覚悟しておきましょう。

3.平均年収が高い業界に転職する

平均年収は業界によって大きく差があります。

それはビジネスモデルや利益率、業界の動向などが異なるからです。

国税庁が発表した民間給与実態調査によると、2019年の平均年収は約436万円ですが、最も平均年収の高いインフラ業界(電気・ガス・熱供給・水道業)の824万円とは400万円近くの金額差があります。

このように平均年収の高い業界へ転職できれば、大幅な年収アップも可能です。

平均年収の高い業界については、次の「業種別平均年収」を参考にしてください。

業種平均年収(単位:万円)
電気・ガス・熱供給・水道業824.2
金融業、保険業627
情報通信業598.5
学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業517.5
製造業513
建設業490.6
運輸業、郵便業435.5
不動産業、物品賃貸業423.6
複合サービス事業411
医療、福祉400.8
卸売業、小売業375.9
サービス業359
農林水産・鉱業296.9
宿泊業、飲食サービス業259.6
業種別平均年収

【参考】 民間給与実態統計調査|国税庁

4.インセンティブ報酬の高い会社に転職する

インセンティブ報酬とは、会社によって決められた目標を達成したときに、給与とは別に支払われる報奨金のことで、歩合制と同じ意味です。

自分の成果によって給与が決まるので、年齢や勤続年数に関係なく年収アップを目指せます。

営業やコンサルティング職などで採用されることが多く、インセンティブ報酬の高い会社では、20代で年収1,000万円を超えるケースも見られます。

一方でデメリットとして、インセンティブ報酬と基本給の割合によっては、収入が安定しないリスクがあります。

5.資金調達額の大きいスタートアップに転職する

スタートアップとは、イノベーションを通じて大きな成長を継続できる企業のことです。

資金調達額の大きいスタートアップは、短期間で大きな成長を期待することができます。

なぜなら、資金調達額は投資家からの期待値と考えることができるからです。

国内スタートアップの資金調達ランキングを見てみると、例えば3位の「SmartHR」社は平均年齢32.4歳で平均年収が644万円と公表されています。

特筆すべきは平均昇給額で、半年間で約33万円(昇給率5.2%)と大幅な昇給が実施されています。

そのほか、ストックオプション制度の恩恵を受けやすいこともスタートアップのメリットです。

このように、資金調達額の大きいスタートアップでは、企業の成長にあわせた年収アップが可能です。

国内スタートアップ累計資金調達金額

【出典】国内スタートアップ評価額ランキング最新版(2021年11月)|STARTUP DB

転職で年収200万円アップが可能な会社の探し方

つぎに年収200万円アップが可能な会社の探し方についてです。

これまで解説してきた5つの方法を参考に、応募したい会社を見つけてみましょう。

年収200万円アップが可能な会社の探し方

  • 転職サイトを使う
  • 転職エージェントを使う
  • スカウトサービスを使う

転職サイトを使う

まずは転職サイトの検索機能を使って、条件検索をしてみましょう。

検索条件の希望年収は、はじめから背伸びした金額にしないで今の年収を目安に設定するのがいいと思います。

背伸びした金額で設定すると、その金額未満の求人が検索のフィルターにかからなくなり、機会損失する可能性があるからです。

交渉次第では、求人票の給与条件以上の金額で内定が貰えるケースもあります。

おすすめの転職サイト

✔リクナビNEXT

 転職サイト求人数No.1

 【公式サイト】https://next.rikunabi.com/

✔doda

 転職エージェント機能も使える

 【公式サイト】https://doda.jp/

転職エージェントを使う

転職エージェントに希望年収や条件を伝えて求人情報を探して貰います。

転職の軸をベースに条件や優先順位を伝えれば、エージェントが該当する求人を選んで紹介してくれます。

ただこの段階では、あまり条件を絞りすぎないようにしましょう。

条件を広げておくことで、自分では探せない思いがけない良い求人を紹介して貰えることがあります。 

また、転職エージェントは複数社登録しておくことをおすすめします。

一般には公開されていない「非公開求人」や、1社の転職エージェントでしか応募できない「独占求人」を扱っていることがあるからです。

おすすめの転職エージェント

✔リクルートエージェント

 転職支援実績NO.1

 【公式サイト】http://www.r-agent.com/

✔マイナビエージェント

 20代に信頼されている転職エージェントNo.1

 【公式サイト】https://mynavi-agent.jp

✔パソナキャリア

 オリコン顧客満足度調査4年連続NO.1

 【公式サイト】http://www.pasonacareer.jp

リベ大の両学長がおすすめしている転職エージェント・転職サイトについては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

転職スカウトサービスを使う

転職スカウトサービスとは、WEB上で履歴書や職務経歴書を登録しておくだけで、あなたのキャリアに興味・関心を持った企業やヘッドハンターから直接スカウトを受けとれるサービスです。

企業からの直接スカウト経由での応募の場合、通常応募にくらべて内定率が高く、年収交渉がしやすいなどのメリットがあります。

デメリットとしては、興味のない企業からのスカウトも届くことがあげられます。

転職サイトや転職エージェントと併用することで求人の偏りがなくせるので、1つは登録しておくと良いでしょう。

転職スカウトサービス主要3社のおもな違いは、以下の表のとおりです。

サービス名     おすすめ度ターゲット    公開求人数  企業からのスカウト登録審査  利用料金
ビズリーチ★★★★★ハイキャリア層約127,000件ありありスタンダードステージのみ無料
リクルートダイレクトスカウト★★★★ハイキャリア層69,304件ありなし無料
iX転職★★★★ハイキャリア層非公開ありなし無料

ビズリーチには登録審査がありますが、登録できる人には特におすすめです。

おすすめの転職スカウトサービス

✔ビズリーチ

 年収600万円以上が支持する転職サービスNo.1

 【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

✔リクルートダイレクトスカウト

 登録審査なし・完全無料

 【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/

ビズリーチについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

転職で年収200万円アップを狙うなら知っておくべき転職活動のポイント

最後に、年収200万円アップを狙うなら絶対に知っておくべき転職活動のポイントについて解説していきます。

知らなかったり今までやっていなかったことがある人は、是非今日からやってみてください。

年収200万円アップを狙うなら知っておきたい転職活動のポイント

  1. 自分の価値と再現性を言語化する
  2. 定着性を意識する
  3. 複数社の選考を同時並行で進める
  4. 年収交渉は転職エージェントに任せる

1.自分の価値と再現性を言語化する

企業にとって人材採用は投資であり、より多くのリターンが期待できる人を採用したいと考えます。

高いパフォーマンスを発揮できる社員が集まれば、企業は成長し利益を拡大することができるからです。

採用担当者は、これまでのあなたの仕事ぶりを見てから採用の判断をすることができません。

そのため、面接や職務経歴書であなたの価値と再現性を言語化することが非常に重要なのです。

「自分のスキルやキャリアによる”強み”が”何”で、その”強み”をこの会社でどうやって活かせるか」を具体的に言語化して伝えます。

採用担当者や面接官は「この人がうちの会社でどれくらい活躍できそうか」の再現性を見極めようとしています。

転職活動では必ず見られているポイントですが、年収200万円アップを狙うのであれば、特に意識しておくと良いと思います。

2.定着性を意識する

採用や社員の育成にはコストがかかるため、中途採用者の早期離職は会社にとって大きな損失となります。

リクルートが行った調査によると、中途採用一人あたりの平均採用コストは103.3万円とのことです。

会社によっては、中途採用者の「定着率」を採用担当の重要業績評価指標(KPI)に設定している場合もあり、選考では”定着性”が重要視されています。

優秀な応募者であっても定着性に問題があると判断されて、採用が見送られるケースもあります。

逆に定着性や会社とのマッチングが良いと判断されれば、採用の確率も高くなります。

定着性はおもに次の内容から判断されます。

定着性を判断するポイント

✔キャリアプラン

✔転職の軸

✔志望動機

✔転職理由(退職理由)

✔会社のビジョン、ミッションへの共感

✔人間性

3.複数社の選考を同時並行で進める

年収アップするには、複数社の選考を同時並行で進めることをおすすめします。

もし複数の内定がでれば、いちばん高いオファー年収を引き合いに、年収の吊り上げ交渉ができるからです。

内定を境に転職者優位に立場が逆転するため、この交渉方法はかなり効果的です。

私は、直近の転職活動では3社の選考を同時に進めて2社から内定を貰い、交渉の結果、90万円の年収アップに成功しました。

応募する会社の選考プロセスを考慮して、タイミングを調整しながら選考を進めましょう。

4.年収交渉は転職エージェントに任せる

年収200万円アップを目指すとなると、昇給交渉が必要なケースもあるでしょう。

もちろん自分で年収交渉することも可能ですが、自信のない人は転職エージェントに任せましょう。

年収交渉のノウハウを持っているため成功率が高くなりますし、転職エージェントの報酬アップにもなるので、できる限りの交渉をしてくれます。

年収交渉をエージェントに任せるメリットは次の5つです。

年収交渉を転職エージェントに任せるメリット

✔適切な方法、金額の相場を把握している

✔客観的な視点、立場から推薦して貰える

✔気を使わなくてよい

✔転職エージェントの報酬アップにもなる

✔時間と労力を省ける

まとめ:転職で年収200万円アップは可能か?【実現可能な方法5選】を解説

まとめ

  • 年収200万円アップのハードルはかなり高いが、平均昇給額の80万円程度であれば現実的
  • 年収200万円アップする方法は、①同職種で平均年収が高い会社に転職する②外資系企業に転職する③平均年収が高い業界に転職する④インセンティブ報酬の高い会社に転職する⑤資金調達額の大きいスタートアップに転職する
  • 年収200万円アップが可能な会社の探し方は、①転職サイトを使う②転職エージェントを使う③スカウトサービスを使う
  • 転職サイト、転職エージェント、スカウトサービスを組み合わせて使うと、求人の偏りがなくなるのでおすすめ
  • 年収200万円アップを狙うなら知っておきたい転職活動のポイントは、①自分の価値と再現性を言語化する②定着性を意識する③複数社の選考を同時並行で進める④年収交渉は転職エージェントに任せる

この記事では、転職で年収200万円アップをするための「実現可能な方法5選」について解説してきました。

年収200万円アップはかなりハードルは高いですが、実現できればその後の人生が大きく変わる可能性もあります。

トライしてみる価値は十分あるでしょう。

もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

リベ大の両学長がおすすめする年収アップ方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非あわせて参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

■Saasベンチャー企業×副業
■これまでに転職3回、4社を経験
■ビズリーチのプラチナスカウトで2回転職
■転職で年収90万円アップの実績あり

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