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会社を辞めてから転職活動は高リスク!【NGの理由と5つのデメリット】

赤信号

「転職は働きながらと辞めてからのどっちがいいんだろう」「会社を辞めてからの転職活動は不利になる?」といった疑問を持っていませんか?

転職で失敗しないためにも、ベストな方法で転職活動をすすめたいですよね。

結論から言うと、会社を辞めてからの転職活動はリスクが高い方法です。

この記事では、会社を辞めてからの転職活動がNGの理由とデメリットについて詳しく解説していきます。

私は過去2回の転職経験がありますが、いずれも働きながら転職活動をして、リスクを負うことなく転職することができました。

また、納得のいく条件で内定が出るまで転職活動を続けた結果、90万円の年収アップに成功しています。

この記事を読むと、リスクがなく効率的な転職活動の方法を知ることができるので、転職で成功する確率が上がります。

リスクのない転職活動の方法を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

辞めてから転職活動は高リスク!

転職活動には2通りのすすめ方があります。

「働きながら転職活動する」と「辞めてから転職活動する」の2つです。

私は、会社を辞めてからの転職活動は、とてもリスクが高いと考えます。

はじめに、辞めてから転職活動はリスクが高い根拠とNGの理由について見ていきましょう。

4人に3人が働きながら転職活動している

厚生労働省の調査によると、会社を辞めてから転職活動をしている人(転職活動を始めてから離職するまでの期間がない人)の割合は23.6%というデータがあります。

自身の体調不良や家族の事情などによって、仕方なく辞めなくてはならない人がいることを考えると、かなりの割合の人が働きながら転職活動をしていると言えます。

これは、最悪のケースを想定して「転職活動に保険をかけている」ことの表れではないでしょうか。

在職中の転職活動期間

【参考】令和2年転職者実態調査の概況 |厚生労働省

辞めてから転職活動がNGの理由

特別な事情がない限りは、会社を辞めてから転職活動をするのはおすすめしません。

「転職に失敗したときのリスク回避ができない」「キャリアにブランクができて転職活動での心象が悪くなる」などのデメリットがあり、メリットに比べてデメリットの方がはるかに大きいからです。

心身の体調不良や、その他緊急を要するケース以外では、在職中に転職活動をするようにしましょう。

辞めてから転職活動をしても良いケース

✔心身の体調不良

✔労働環境が悪く勤続が難しい

✔家庭の事情

✔知り合いのコネなどで転職先が決まっている

「心身の体調不良」や「労働環境が悪く勤続が難しい」場合は、無理をするべきではありません。

体調が悪化してしまうと転職活動どころではありませんし、自分の身体より優先するものはないからです。

また、パートナーの転勤や家族の介護など「家庭の事情」の場合も辞めてから転職活動をして問題ありません。

キャリア上はブランク期間ができますが、理由や事情がはっきりしている場合は考慮されるケースも多くあります。

辞めてから転職活動をするメリット

ここからは、「辞めてから転職活動」と「働きながら転職活動」それぞれのメリット、デメリットについて解説していきます。

はじめに辞めてから転職活動をするメリットは次の2つです。

辞めてから転職活動をするメリット

  1. 転職活動に十分な時間をとれる
  2. 失業手当などを受けれる

1.転職活動に十分な時間をとれる

転職活動では、自分でやらないといけないことが多くあります

例えば、求人のチェックや応募書類の作成、面接対策や面接日程の調整などです。

これに加えて、複数の選考を並行して進める場合は、1社あたり数回の面接が入ってきます。

こういったスケジュール調整や準備時間の確保がしやすいことは、辞めてから転職活動をするメリットです。

2.失業手当などを受けれる

ハローワークへ所定の手続きをすることで、「失業手当」や「早期再就職支援金」を受けとることが可能です

ただし、給付を受けられるのは自己都合退職の場合は約2か月後だったり、給付期間も限られているので、あくまでも補助的な資金と考えておきましょう。

辞めてから転職活動をするデメリット

辞めてから転職活動をするデメリットは次の5つです。

辞めてから転職活動をするデメリット

  1. 時間的・金銭的な制約を受けて希望条件を妥協しやすい
  2. 働いている会社との比較ができない
  3. キャリアにブランク期間ができて転職活動での心象が悪くなる
  4. 精神的な余裕がなくなり面接がうまくいかない
  5. 転職に失敗したときのリスク回避ができない

1.時間的・金銭的な制約を受けて希望条件を妥協しやすい

転職がすぐに決まらずに長期化した場合、時間(転職期限)や金銭的な制約を受けることになります

転職が決まるまでの間の生活費は預金などを切り崩す必要がありますし、いつまでも離職状態を続けるわけにもいきません。

退職の理由にもよりますが、普通はなるべく早いタイミングで「次の転職先を決めないと」という焦りが生まれます。

結果、焦りから当初の希望条件を妥協しやすくなってしまいます。

2. 働いている会社との比較ができない

働きながら転職活動をする場合は、内定後に今の会社と比較してより良い条件の会社を選べますが、先に辞めてしまうと比較の選択肢がありません。

転職活動をする上で、“転職すること”も”しないこと”も選択できることは大きなメリットと言えます

3.キャリアにブランク期間ができて転職活動での心象が悪くなる

退職後の離職期間があると、転職活動で不利になる場合があります。

履歴書や職務経歴書上でキャリアにブランク期間ができるので、ほぼ間違いなく面接で理由を聞かれるでしょう。

面接官を納得させられる理由や説明ができれば問題ありませんが、うまく立ち回りできないと「この人は計画性がない」などと心象が悪くなる場合があります。

4.精神的な余裕がなくなり面接がうまくいかない

先に会社を辞めてしまうと、転職先が決まらない場合の保険がないため、面接を失敗できないプレッシャーがより大きくなります。

精神的な余裕がないと面接官に「自信」や「余裕」がない印象を与えてしまい、面接結果にマイナスに作用することもあり得ます

転職の採用面接は短時間での印象が結果に大きく影響するので、「自信」や「余裕」を持った万全のメンタルで臨むことがとても重要です。

5.転職に失敗したときのリスク回避ができない

最悪のケース、転職が思うように決まらない場合は、希望条件を下げてでも仕事を探す必要がでてきます。

そうした場合には、給与などの労働条件が前職の水準を下回ってしまうリスクがあります。

働きながら転職活動をするメリット

働きながら転職活動をするメリットは次の3つです。

働きながら転職活動をするメリット

  1. 時間的・精神的な余裕を持てる
  2. 転職職する・しないは条件次第で決めれる
  3. 希望条件に合う求人にだけ応募できる

1.時間的・精神的な余裕を持てる

働きながら転職活動をする場合は、「いつまでに転職を決めないといけない」といった時間的な制約がないため、精神的にも余裕を持って対応することができます。

時間的・精神的な余裕を持てると応募求人の選択肢が増え、面接でのプレッシャーも比較的小さくなるため、転職活動がうまくいきやすい傾向があります

2.転職する・しないは条件次第で決めれる

年収などの労働条件は、内定が出るタイミングでオファーレター(労働条件通知書)として提示されます。

また、面接での面接官とのやりとりなどを通して、選考が進むにつれて応募企業への理解も深まるでしょう。

働きながら転職活動をする場合は、内定が出てから各種条件を見て転職する・しないを判断することが可能です。

現職の条件と比べてから見送る選択肢もあるので、転職で失敗や後悔をしにくい方法と言えます。

3.希望に合う求人にだけ応募できる

働きながら転職活動をする場合は、そもそも転職の期限がないので、自分の希望条件に合った求人にだけ応募することができます。

そのため転職後の満足度が高く、仮に転職が決まらない場合も現状維持となるため、リスクがありません

年収アップするための転職活動の方法などについて、こちらの記事でまとめています。

【関連記事】転職で年収アップは可能?【相場】【方法】【ノウハウ】まとめ

働きながら転職活動をするデメリット

最後に働きながら転職活動をするデメリットです。

働きながら転職活動をするデメリット

  1. 業務が忙しいと転職活動の時間をとりにくい
  2. 急募求人の選考で不利になる場合がある

1.業務が忙しいと転職活動の時間をとりにくい

残業を含めた労働時間が長い、有給休暇を取りにくいなど、業務が忙しい人は転職活動の時間をとりにくくなります。

転職活動では面接日程の確保だけでなく、十分な準備や対策の時間も確保しなければなりません。

休日を利用したり効率的な転職活動を検討するなど、工夫して時間の確保、調整をすることが必要となります。

2.急募求人の選考で不利になる場合がある

求人の中には入社時期に指定があるなど、急募の案件も存在します。

そういった求人での選考では、入社時期の調整が難しいと選考で不利になる場合もあります。

相談次第で入社時期の後ろ倒しを検討して貰えるケースもあるので、急募の気になる求人がある場合は、採用担当に先に相談してみるのが良いでしょう。

辞めてから転職活動はしない

これまで解説してきたように、心身の体調不良やその他緊急を要するケース以外では、働きながら転職活動をするのがベストです。

しかし、「働きながらの転職活動は仕事が忙しくて難しい」といった声もあると思います。

働きながら転職活動はやることが多い

働きながらの転職活動はやることが多く、仕事と転職活動の両立は簡単はありません。

転職活動中に自分でやることには、次のようなものがあります。

転職活動中に自分でやること

✔求人探し

✔書類作成

✔応募

✔面接対策

✔面接のスケジュール調整

✔昇給交渉

働きながら転職活動を効率的にすすめるには

働きながら転職活動を効率的にすすめるために、転職エージェントを活用しましょう

転職エージェントは担当エージェントが求人を紹介してくれたり、転職の相談に乗ってくれるサービスです。

本来あなたがやるべきことを代わりにやってくれたり、アドバイスを貰えたりします。

転職エージェントがやってくれること

✔求人紹介

✔応募手続き

✔履歴書・職務経歴書の添削、アドバイス

✔面接対策

✔面接のスケジュール調整

✔昇給交渉

転職エージェントは無料で利用できます。プロの「ノウハウ」や「リソース」をフルに活用して、転職を成功させましょう!

おすすめの転職エージェントを別記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

まとめ:会社を辞めてから転職活動は高リスク!【NGの理由と5つのデメリット】

まとめ

  • 4人に3人が働きながら転職活動している
  • 辞めてから転職活動がNGの理由はメリットに比べてデメリットの方がはるかに大きいから
  • 辞めてから転職活動をするメリットは”①転職活動に十分な時間をとれる②失業手当などを受けれる”の2つ
  • 辞めてから転職活動をするデメリットは”①時間的・金銭的な制約を受けて希望条件を妥協しやすい②働いている会社との比較ができない③キャリアにブランク期間ができて転職活動での心象が悪くなる④精神的な余裕がなくなり面接がうまくいかない⑤転職に失敗したときのリスク回避ができない”の5つ
  • 働きながら転職活動をするメリットは”①時間的・精神的な余裕を持てる②転職職する・しないは条件次第で決めれる③希望条件に合う求人にだけ応募できる”の3つ
  • 働きながら転職活動をするデメリットは”①業務が忙しいと転職活動の時間をとりにくい②急募求人の選考で不利になる場合がある”の2つ
  • 働きながら転職活動を効率的にすすめるために転職エージェントを活用する

この記事では、会社を辞めてからの転職活動がNGの理由とデメリットについて解説してきました。

転職を成功させるためには、働きながら余裕を持って転職活動をすすめることがとても重要です。

また、働きながら転職活動を効率的にすすめるためには、転職エージェントのリソースやノウハウをフルに活用するのが良いでしょう。

この記事が、あなたの転職活動の参考になれば嬉しく思います。

もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

■Saasベンチャー企業×副業
■これまでに転職3回、4社を経験
■ビズリーチのプラチナスカウトで2回転職
■転職で年収90万円アップの実績あり

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